1975-04-18 第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号
これまでの質疑で明らかなように、専売の製品はおしなべて国民消費者大衆に非常に大きな影響を持つものであるし、特に専売製品というのは、ほかの関係での競合のないもので、しかも国民生活に非常に深いかかわりを持っている。
これまでの質疑で明らかなように、専売の製品はおしなべて国民消費者大衆に非常に大きな影響を持つものであるし、特に専売製品というのは、ほかの関係での競合のないもので、しかも国民生活に非常に深いかかわりを持っている。
これは本来は系統金融でまかなってしかるべき金融分野であるし、あるいは酒とかたばこのような専売製品なんかについても、これは農産物が原料なんでありますから、これも系統金融の対象になってしかるべきものである。そういうふうなものが抜けているから、それでこういうふうな余り方をしているのだという一面もあると御認識になっていらっしゃいますか。どうでしょうか。
このことはわかっておりますけれども、大事な専売製品を委託し、配達している、その二つの東京たばこなり関西たばこなりの業績があまりに違い過ぎるという点について、総裁は何かこれに対して注意を与えたことがあるかないか、この点をまず最初に聞いておきたい。
専売制度そのものが、国の財政収入を得るという考えでありますので、専売製品を国民の手に渡すという制度の中で、普通ならば一律でやることは一番簡単であります。
本請願の要旨は、現在専売製品を初め生活必需品の販売は、戦時中から引続き配給あるいは販売店に指定しているが、これら戦時中軍閥政府の統制機関の一端を負担し、ある意味では追放令該當者ともいうべき業者に、独占的利益を得させていることは不可解である。ついては引揚者のうち適當な者を選んで販売指定店あるいは無選挙で登録店とされたいというのである。本請願に対する政府の所見を質します。